menu 03 金属アレルギー治療

全身への悪影響を防止

スマホやパソコンなどが発する電磁波の影響からか、金属アレルギーの患者様が年々増加しています。
お口の中にある金属が電磁波を受けると、「イオン化」という反応を起こして溶け出し、少しずつ唾液などに混じっていきます。この溶け出した金属が全身にまわることで、アレルギー反応等を引き起こすと言われています。
口内の有害金属を除去し、人間の身体になじみやすい材料に替えることが、口元だけでなく、全身の健康を回復することにつながります。
当院では患者様の健康を考え、補綴物に金属は用いない治療を方針としております。

ノンメタル歯科治療
銀歯や金歯など、口内にある金属は、「ガルバニック電流」という電気を生じさせます。スプーンや銀紙などでピリッとする、あの嫌な刺激の正体は、このガルバニック電流です。
この電流は、ピリッという刺激だけでなく、筋肉のこわばり(肩こり等)や頭痛など不快な症状の原因となることも多いです。
当院ではお口の中の電気の状態を測定し、溜まった電気を放電することで、ガルバニック電流によって生じている不快な症状の改善を検討します。

皮膚科との連携により、金属アレルギーと診断された方には保険を適用したノンメタル治療の幅が広がりました。適用範囲や申請方法など、詳しくはご相談ください。

FLOW 治療の簡単な流れ

  • 初診

    お口の中の金属の状態・電気の状態を確認します。「0-Techtor」という機器を用いて、溜まった電圧を測定します。
  • 放電

    溜まっている電気を放電し、症状の改善を図ります。なお、この処置はあくまで「対症療法」であり、最終的にはお口の中の金属をすべて取り除くことが望まれます。
  • 金属の除去

    有害金属を取り除き、セラミックなど生体親和性の高い材料の修復物(詰め物)、補綴物(被せ物やブリッジ、義歯)へと替えていきます。

注意事項

金属アレルギーの治療に保険を適用するためには、皮膚科などの医療機関から金属アレルギーの診断書を発行してもらう必要があります。
治療に先立ち、当院の提携する皮膚科のご紹介も可能ですので、一度ご相談ください。